目次
1. キャンペーン総括 2017
2. キャンペーンタイプ別傾向
3. キャンペーンコラボレーションコンテンツランキング
4. キャンペーン景品採用ブランドランキング
5. Chaos Advertising AWARD 2017 ご案内
1. キャンペーン総括 2017
本年のキャンペーンの傾向のひとつとして、昨年より目立っていた各企業のコミュニティサイト等に会員登録して応募するキャンペーンの流れがさらに進みました。実際、新たにいくつかのコミュニティサイトが立ち上がり、そのコミュニティサイトへの会員登録を目的としたキャンペーンも実施されました。WEBやスマホを通して生活者と直接リレーションを深め、そしていつでも繋がっていることがもはや当たり前の時代となってきました。
SNSを活用したキャンペーンも引き続き多く企画されましたが、TwitterやInstagramの企画は多いものの、Facebookを活用した企画は減りました。Twitterの企画は新商品告知や自社商品プレゼントのフォロー&リツイートキャンペーンがほとんどですが、それだけではない企画も増えてきましたので、こちら(Twitterキャンペーン一覧)も参照してみてください。
さらに、ポップアップストアと絡めたキャンペーンも増えました。元々、広告業界ではポップアップストアやポップアップイベントは主要なプロモーション手法のひとつでしたが、今年は様々な業界でポップアップストアの展開がブームとなり、それに合わせて企業のプロモーションでも多く実施され、連動したキャンペーンも増えました。
これらの3つの傾向(生活者との直接的なコミュニケーション、SNSでのコミュニケーション、リアルでのコミュニケーション)は今後ますます強まり、そしてそれぞれが連動していくと思います。
2. キャンペーンタイプ別傾向
今日実施されているキャンペーンの分類としては大きく下記の5パターンに分けられます。
●購入して応募するキャンペーン(オリジナルコンテンツ)
●購入して応募するキャンペーン(コラボレーションコンテンツ)
●絶対もらえるキャンペーン
●ノベルティーが付いてくるキャンペーン
●今すぐ応募できるキャンペーン
購入して応募するキャンペーンはキャンペーン企画において王道ですが、その中で、コラボレーションコンテンツとしてはアンパンマン、ドラえもん、ポケモン等が例年に続き多く企画され、昨年と比べてミッフィーの企画は減少、そしてウルトラマンの企画が増えました。
またキャンペーンの景品として採用されたコンテンツは昨年に続きリサ・ラーソンが特に多く、SOU・SOUやバルミューダの景品も今年登場しました。
ノベルティーが付いてくるキャンペーンはキン肉マン、ドラゴンボール、ワンピースといった週刊少年ジャンプのコンテンツやウルトラマン等、男性向けの企画がほとんどですが、十六茶のIDEEコラボグッズのような女性向けの企画もありました。
「今すぐ応募できるキャンペーン」はTwitterのフォロー&リツイートキャンペーンやTwitterで応募すると当選確率が上がるもの、クイズに答えて応募するもの、そして購入して応募する企画と併せて展開されたり、またコンテンツ自体がユニークなものも多かったです。
会員登録が必要なキャンペーンは「今すぐ応募できるキャンペーン」に限らず、今年は全体的に増えました。
3. キャンペーンコラボレーションコンテンツランキング
ポケモン 4回(1回)
アンパンマン 3回(3回)
ドラえもん 3回(2回)
ワンピース 3回(1回)
ドラゴンボール 3回
ウルトラマン 3回
ミッフィー 2回(4回)
キン肉マン 2回
北斗の拳 2回
妖怪ウォッチ 1回(2回)
機動戦士ガンダム 1回(2回(シリーズ))
セーラームーン 1回(2回(シリーズ))
しまじろう 1回(1回)
ハローキティ 1回(1回)
ポムポムプリン 1回
ベルサイユのばら 1回
プリキュア 1回
名探偵コナン 1回
こち亀 1回
パスカル先生 1回
ワンパンマン 1回
映画「ジャスティス・リーグ」 1回
アンディ・ウォーホル 1回
蜷川実花 1回(1回)
羽生結弦 1回
広瀬すず 1回
B'z 1回
( )内数字は前年実績です。
※Chaos Advertising で掲載したキャンペーンが対象です。Chaos Advertising は数あるキャンペーンの中から、企画がユニークで面白く、生活者に特に有益であると思われるものを掲載しています。
4. キャンペーン景品採用ブランドランキング
リサ・ラーソン 3回(3回)
SOU・SOU 2回
ル・クルーゼ 1回(3回)
バルミューダ 1回
ブルーノ 1回
ルクエ 1回
IDEE 1回
プラレール 1回
( )内数字は前年実績です。
※Chaos Advertising で掲載したキャンペーンが対象です。Chaos Advertising は数あるキャンペーンの中から、企画がユニークで面白く、生活者に特に有益であると思われるものを掲載しています。
5. Chaos Advertising AWARD 2017
「Chaos Advertising AWARD 2017」はChaos Advertisingで掲載した面白いキャンペーンの中から、
特にユニークなも、時代性が感じられ、今後のキャンペーン企画にも影響を与えそうなもの、
そして生活者にとって特に有益と思われるキャンペーンをグランプリとして勝手に選出します。
- 12月上旬発表 -